原田 豊

名前 原田 豊
カナ ハラダ ユタカ

プロフィール

科学警察研究所 犯罪行動科学部 犯罪予防研究室 特任研究官   1956 年(昭和31 年)大阪市に生まれる。学術博士(犯罪学)。専門は犯罪社会学。79 年東京大学文学部社会学専修課程を卒業、科学警察研究所に入所。86 年8月から2年間、フルブライト奨学生として米国ペンシルベニア大学犯罪学・刑法研究所に留学。留学中に書いた研究論文 "Modeling the Impact of Age on Criminal Behavior: an Applicationof Event History Analysis" が、日本人としては初めてアメリカ犯罪学会の最優秀学生論文賞を受賞。2000 年8月にペンシルベニア大学から博士号を取得。科学警察研究所犯罪予防研究室長を経て2004 年から16 年3月まで犯罪行動科学部長を務め、定年退職後現職。犯罪・非行の経歴の縦断的分析、GIS を用いた犯罪の地理的分析など、先進的な手法による実証的犯罪研究に取り組むとともに、防犯まちあるき支援ツール『聞き書きマップ』の作成と公開などを通して、研究成果の市民への還元に努めている。