季刊 刑事弁護10号

特集／実践・尋問技術

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［特集］実践・尋問技術
《反対尋問》
◇警察官の暴行等を明らかにする尋問　具体的事実を聞き出す　特別公務員暴行陵虐致傷付審判事件 ● 三上 孝孜
◇捜査官に対する尋問　微妙なニュアンスの積み重ねが重要 ● 石田 省三郎
◇被害者に対する尋問　難しいけど重要な被害者尋問 ● 五十嵐 二葉
◇目撃証人に対する尋問　重要な目撃供述に関する認識 ● 一瀬 敬一郎
◇鑑定人に対する尋問（精神鑑定）　求められる日頃の研鑽 ● 北潟谷 仁
◇鑑定人に対する尋問（法医学）　判断の基礎事実を崩しその不合理性を浮き彫りにする　山下事件を題材に ● 小島 周一
《座談会》尋問技術の根底にあるもの ● 石川 元也・宇賀神 直・小林 保夫・高野 隆・森下 弘・高田 昭正
◇尋問技術のマニュアル化とその留意点 ●森下 弘
◇被告人質問　説得力のある被告人質問をするために ● 野村 侃靱
《ケーススタディ・尋問技術》
◇あなたの反対尋問を添削する［反対尋問研究会報告］ ● 高山 俊吉・神山 啓史
◇反対尋問チェックリスト　交通事故現場篇 ● 高山 俊吉
◇尋問チェックリスト　情状立証篇 ｖ 森下 弘
《コラム》
◇裁判官から見た反対尋問の留意点 ●ｖ秋山 賢三
◇尋問心構え 　道具／図面／情熱／異議／動作　● 上田 國廣

［巻頭論文］ニューヨーク市における貧困者の刑事弁護 ● 庭山 英雄
［単発論文］名張毒ぶどう酒事件第5次再審請求　十分に証拠を検討していない最高裁棄却決定 ● 神山 啓史

［ネットワーク刑事弁護］
◇日弁連刑弁センター　被疑者国公選弁護制度の実現へ向けて積極的にな意見交換　日弁連、国家議会との懇談を開催● 丸島 俊介
◇単位会コーナー　長野県弁護士会／約9割の登録で活性化する当番弁護士制度　弁護士会と当番弁護士制度の現況報告 ● 土屋 準
［ネットワーク刑事司法］
◇フランスの少年司法 ●白取 祐司
◇アメリカの少年司法 ● 斉藤 豊治
◇国際準則からみた日本の少年司法 ● 水谷 規男

◇判例レビュー
◇刑事法文献データ
◇傍聴席から
［季刊・弁護刑事ニュース］「組織犯罪対策」立法に反対する刑法学者の声明

［刑事弁護実務講座］
◇Q&A刑事弁護入門●丸島 俊介＋ 上田 國廣
◇実践刑事弁護活動「人格障害の有無」についての鑑定申請　被告人の将来のための情状鑑定●関口 正雄
◇パワーアップ刑事弁護　否認事件で保釈を目指す ●内海 文志＋川崎 英明

［刑事弁護レポート］
◇袴田事件　予断・偏見と無罪心証との相剋 ● 秋山 賢三
◇下館事件　偏見と通訳不備による「強盗殺人」の認定 ● 加城 千波
［当番弁護士体験レポート］
◇酩酊状態での殺害事件　痛感した、継続的な援助と接見の必要性 ● 松岡 泰洪

［連載］
◇リレー連載・日弁連「被疑者国公選弁護制度の実現へ向けての提案」をどうみるか　死刑事件への被疑者弁護の早期実現の手がかり ● 渥美 東洋
◇麻原公判の経過と問題点(2)　冒頭手続（第一回公判）での攻防 ● 麻原国選弁護団
◇イギリス刑事手続見聞記(2)　取調べへの立会いを実現 ● 大出 良知
◇若手弁護士奮闘記(9)　（座談会）中国地方弁護士会連合会篇　個人の自覚と協力体制確立への期待 ● 足立 修一・熱田 雅夫・猪木 健二・大田原 俊輔・杉岡 茂・坂本 宏一
◇どうなる陪審・再審問題(8)　東京三会「参審制度要綱試案」の意義 ●佐藤 博史
◇科学鑑定の動き(9)　法医鑑定の立場から(1)　鑑定書について ● 押田 茂實・大野 曜吉

◇思い出のあの事件・あの弁護［杉山事件・接見妨害から最高裁判決へ］指定書』要求に、論争が始まった●高田昭正 + 森下 弘

［マニアック・ミステリー・ロード］『殺人容疑』(デイビッド＝グターソン著)●藤村 耕造
［ブックレビュー］
◇渡辺修編著『刑事手続の最前線』 ● 伊藤 博路
◇荒木伸司怡著『刑事訴訟法読本―冤罪・誤判の防止のために』 ● 山下 幸夫
［フォトレポート・世界ジャスティス紀行］イタリア
［View No.10］中山 千夏