弁護活動上で遭遇するさまざまな問題に対して、被疑者・被告人の権利擁護の視点に立つ弁護人は、どのように考え、対処すべきか。設問を通して検討する弁護人必携の書。
刊行によせて
刊行にあたって--本ハンドブックの成り立ちとその目的
第1章 弁護人の基本的役割
総 論
第1 最善努力義務・誠実義務
第2 守秘義務
第3 真実義務
第4 訴訟関係人との私的な交渉の回避
第2章 弁護人の権利
総 論
第1 証言拒絶権
第2 押収拒絶権
第3 弁護活動における正当業務行為(違法性阻却)
第3章 受任
総 論
第1 受任時の留意事項