更生保護制度改革のゆくえ
犯罪をした人の社会復帰のために
第1部 更生保護制度改革の分析視角
第1章 更生保護制度をめぐる現状と改革課題ーー有識者会議提言と更生保護法案を中心に(土井政和)
第2章 戦後の更生保護制度の動向と改革の視座(正木祐史)
資料:第二次世界大戦後の更生保護に関する略年表(藤井剛)
第2部 総論的検討
第3章 更生保護における社会的援助ーー3号観察を中心に(津田博之)
第4章 保護観察の法的再構成・序論ーー保護観察者の法的地位から(金子みちる+正木祐史)
第5章 更生保護におけるアカウンタビリティ(本庄武+桑山亜也)
第3部 各論的検討
第6章 出所後の生活再建のための法制度試案ーー資格制度、前歴調査、社会保険制度の問題点とその克服に向けて(渕野貴生)
第7章 更生保護施設の処遇施設化について(岡田行雄)
第8章 更生保護の担い手と関係機関のネットワーク(藤井剛)
第9章 更生保護と被害者(森久智江)
第10章 薬物依存症者の社会内処遇ーー保護観察の医療化と福祉化(石塚伸一)
第11章 非行少年の処遇と更生保護制度ーー「立ち直り」を支えるものは何か(佐々木光明)
第4部 比較研究
第12章 電子監視と社会奉仕命令(甘利航司)
第13章 韓国における社会内処遇制度の現状と課題(崔鍾植)
第14章 社会内処遇をめぐる台湾の現状ーー2005年の法改正を中心に(謝如媛)
第5部 資料編
更生保護に関する主な文献(藤井剛)