入門 法廷戦略
戦略的法廷プレゼンテーションの理論と技術
1-1 新しい法廷の扉を開く
1-2 悲劇に遭遇する
1-3 悲劇に遭遇しないために
1-4 勝利のピラミッドで勝つ
1-5 法廷戦略立案力をマスターする
1-6 法廷のリスクをマネジメントする
1-7 シナリオを構築する
1-8 伝える内容を吟味する
1-9 注意を喚起し興味をもたせる
1-10 理解させ合意させる
1-11 デリバリー力を身につける
1-12 言語と非言語で伝える
1-13 ビジュアル・プレゼンテーションを学ぶ
第2章 法廷戦略の立案
2-1 法廷戦略を立案する
2-2 法廷戦略のグランド・デザインを描く
2-3 情報を収集する
2-4 裁判官と裁判員の情報を収集する
2-5 外部要因情報を集める
2-6 目標を設定する
2-7 チャレンジングな目標を設定する
2-8 “C-SWOT分析”をおこなう
2-9 法廷戦略オプションを作成する
2-10 山本純子事件の戦略オプション
2-11 法廷戦略ステートメントを作成する
2-12 評議の展開を予測する
2-13 裁判長の評議進行を予測する
2-14 裁判員の判断構造を予測する
2-15 評議のキーパーソンを特定する
2-16 法廷戦略ステートメントを選択する
2-17 裁判員の判断構造と関心事を知る
2-18 山本純子事件WO転化型戦略ステートメント
2-19 山本純子事件WT克服型戦略ステートメント
2-20 評議をコントロールする
2-21 Wの原則:検察官の戦略を予測する
2-22 Wの原則:弁護側のW(弱み)とS(強み)
2-23 裁判資源を集中的に投下する
2-24 プレゼンテーションの戦略を立てる
2-25 法廷の場所と環境を分析する
第3章 法廷戦略シナリオと各手続の戦術シナリオ
3-1 なぜ法廷戦略シナリオか
3-2 法廷戦略シナリオ構築の考え方
3-3 スタンダード・シナリオの構築
3-4 冒頭手続と冒頭陳述
3-5 証拠調べ、弁論
3-6 戦略なき公判手続
3-7 なぜ戦術シナリオか
3-8 「結論→理由→結論」のシナリオ
3-9 3部構成のシナリオ・ツリー
3-10 アウトラインで話す
3-11 アウトラインのメリット
3-12 冒頭手続の戦術シナリオ
3-13 冒頭陳述の戦術シナリオ
3-14 書証・物証の取調べの戦術シナリオ
3-15 主尋問の戦術シナリオ
3-16 反対尋問の戦術シナリオ
3-17 弁論の戦術シナリオ
3-18 シナリオ・プランニング
3-19 予想外の不確実性に対応する
第4章 法廷におけるデリバリー技術
4-1 弁護人が発する非言語メッセージ
4-2 弁護人の態度
4-3 印象を管理する
4-4 グッド・スタートを切る
4-5 必然性のある動き
4-6 冒頭陳述を始める
4-7 謝辞を述べ背景を投げかける
4-8 結論はひと言で言い切る
4-9 非言語でロードマップを示す
4-10 裁判員の思考をリードする
4-11 裁判員の理解を阻害する表現
4-12 緩急自在に話す
4-13 緊張感が原動力
4-14 裁判員に語りかける
4-15 裁判員の表情を読む
4-16 弁護人のチームワーク
4-17 冒頭陳述を締めくくる
4-18 感動的に終える
4-19 尋問のプレゼンテーション
4-20 プレゼンテーション力を身につけるには
第5章 ビジュアル・プレゼンテーションのリスクと効用
5-1 ビジュアルのリスクを認識する
5-2 ビジュアルの効用を知る
5-3 ビジュアルを活用する
5-4 ビジュアル・ツール①
5-5 ビジュアル・ツール②
5-6 説明資料と配付資料
5-7 ビジュアルの目的を明確にする
5-8 ビジュアルに統一感をもたせる
5-9 コンセプトの関係性を図解する
5-10 ビジュアルを効果的に見せる
5-11 聴き手のためのビジュアル
5-12 ビジュアルで失敗しないために
第6章 法廷戦略実践編~里見達彦事件~
6-1 里見達彦事件の概要
6-2 目標設定
6-3 里見達彦事件のC-SWOT分析
6-4 法廷戦略オプションの抽出
6-5 法廷戦略ステートメントの作成
6-6 法廷戦略ステートメントの選択
6-7 法廷戦略および戦術シナリオの構築
6-8 各手続の戦術シナリオ