熟議民主主義ハンドブック
政治過程における市民参加の手法を,アメリカ合衆国を中心とした他国の具体的事例から紹介。
著者 | ジョン ギャスティル 編 ピーター レヴィーン 編 津富 宏 監訳 井上 弘貴 監訳 木村 正人 監訳 |
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ジャンル | 社会問題 |
出版年月日 | 2013/05/02 |
ISBN | 9784877985431 |
判型・ページ数 | A5・400ページ |
定価 | 本体3,800円+税 |
在庫 | 在庫あり |
第1章 (時々)話したがる国民:アメリカにおける市民的熟議の歴史概説
ジョン・ギャスティル、ウィリアム・M・キース(木村正人)
第2章 私たちは実際に行われている熟議民主主義から何を学ぶことができるか?
マーク・バトン、デイヴィッド・マイケル・ライフ(藤井達夫)
●第2部 熟議と市民による判断
第3章 ナショナル・イシューズ・フォーラム:市民による熟議を促す地域社会のネットワーク
キース・メルヴィル、テイラー・L・ウィリンガム、ジョン・R・デドリック(森 達也)
第4章 選挙をめぐる熟議とパブリック・ジャーナリズム
ミシェル・チャールズ、ハリス・サッカラフ、クリス・サチュロ(井上弘貴)
第5章 熟議型世論調査:実験段階から地域社会の資源へ
ジェイムズ・フィシュキン、シンシア・ファーラー(木村正人)
第6章 コンセンサス会議とプランニング・セル:素人の市民による熟議
キャロリン・M・ヘンドリクス(後藤潤平)
第7章 市民陪審:人びとの信頼できる声を作り出す
ネッド・クロスビー、ダグ・ネザーカット(後藤潤平)
第8章 熟議のデザインを改良し組み合わせる:市民陪審、熟議型世論調査、フォーラム
リン・カーソン、ジャネット・ハーツ=カープ(原科達也)
●第3部 熟議によるガバナンス
第9章 オンラインの対話が市民と政府をつなげる
パトリシア・A・ボナー、ロバート・カーリッツ、ローズマリー・ガン、ローリー・E・マーク、チャールズ・A・ラトリフ(森 達也)
第10章 21世紀のためのタウン・ミーティング
キャロリン・J・ルーケンスマイヤー、ジョー・ゴールドマン、スティーヴン・ブリガム(津富 宏)
第11章 協同学習と市民による森林管理
アントニー・S・チェン、ジャネット・D・フィエロ(林 寛平)
第12章 ブラジルにおける参加と公共政策
ヴェラ・シャタン・P・コエルホ、バーバラ・パゾーニ、マリアナ・シフエンテス・モントーヤ(井上弘貴)
第13章 フィラデルフィア・ウォーターフロントの都市計画における熟議
ハリス・サッカラフ、ハリス・M・スタインバーグ、スティーヴン・N・パイサー(秋田真吾)
●第4部 地域社会と熟議の文化
第14章 学習サークル:熟議民主主義の礎石としての地域での熟議
パトリック・L・スカリー、マーサ・L・マッコイ(林 寛平)
第15章 e-thePeople.org:現在進行中の大規模な熟議
マイケル・ワイクスナー(木村正人)
第16章 ラーニング・デモクラシー・センター:市民が活動する場
キャロル・J・シュウイン、ジョン・T・ケスラー、デイヴィッド・R・シュウイン(津富 宏)
第17章 不合意と合意:市民による熟議における動的な更新の重要性
クリストファー・F・カーポウィッツ、ジェイン・マンスブリッジ(原科達也)
第18章 熟議に基づくガバナンスの進展:ヴァージニア州ハンプトン市の教訓と着想
ウィリアム・R・ポタプチャク、シンディ・カールソン、ジョウン・ケネディ(秋田真吾)
●第5部 結論
第19章 市民による熟議の未来に向けて
ピーター・レヴィーン、アーチョン・ファン、ジョン・ギャスティル(藤井達夫)