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「今、パレスチナとイスラエルを知るための5冊」NR出版会フェア
2023.11.15
パレスチナ人は苦しみ続ける
なぜ国連は解決できないのか
・深刻化するパレスチナ問題
・アメリカの事件とパレスチナの共通点
・パレスチナ赴任――人権とは何なのか
・1 週間経たずに崩れた先入観
・変化しつつある風向き、しかし日本政府は......
・新自由主義者の理想=イスラエルとの闘い
■1章 人権野郎が見た軍事占領
・聞き取りから始まる人権の仕事
・人権野郎の心を痛めつけ、木っ端微塵にする「そのケース」
・私の心を木っ端微塵にした「そのケース」
・パレスチナの特殊性1――植民地主義
・パレスチナの特殊性2――国際社会の一貫した無策
■2章 西岸――軍事占領下の人権侵害
・イスラエル軍の暴力
・正当な理由のない政治的投獄、拷問
・アパルトヘイト――人種によって違う法律
・現在残る唯一の植民地宗主国、イスラエル
・家屋の破壊
・アパルトヘイト道路――移動の規制
・分離壁
・資源の略奪
・入植者の暴力
・パレスチナ当局の手による人権侵害
・人権侵害の責任が決して問われない「不処罰」
■3章 エルサレム――居座るイスラエル
・ユダヤ人の「永遠かつ不分割の首都」
・どの国も認めない「首都」
・エルサレム併合に伴い壊滅させられたモロッコ人地区
・「狂喜」のエルサレム・デー
・昔から自分のものと思い込むユダヤ人
・和平交渉への悪影響
・イスラエルの居直り
・上水道にも繋がっていない東エルサレムのパレスチナ人
・東西落差
・エルサレムの拡大と民族浄化
・完全なる「外国人」扱い
・在留資格が奪われることも
・エルサレム市による「事実上の追放」
・エルサレムの重要性
■4章 ガザ――定期的に行われる侵攻
・2014年7月、ガザ空爆
・「不処罰」はガザでも
・「処分」されるイスラエル兵
・ヒトとモノの封鎖――「屋根のない監獄」
・ガザでも資源略奪
・ハマスによる人権侵害
■5章 国際社会の無力――国連は何ができるのか
・国連の立法府
・人権理事会
・安全保障理事会
・国連のカネの話
・国連事務局
・パレスチナの現場で働く国連の役人
・アメリカの下での「和平交渉」
■6章 アメリカとイスラエル
・イスラエル・ロビー
・ネオコンの台頭
・世界のモデルであるイスラエル
■7章 最近の展開――明るい兆し
・国際レベルでの進展
・戦争犯罪を問う動きがいよいよ本格化
・未来に向けて――二国家解決か、一国家解決か
■8章 パレスチナの歴史
・土地をめぐる近代の争いであるパレスチナ
・シオニズム、そしてパレスチナへの移住
・イスラエル建国および中東戦争
・インティファーダそしてオスロ合意
・西岸とガザの分割
■終章 結びに代えて