新刊

処罰と近代社会

社会理論の研究

処罰と近代社会

処罰を社会学的に検討し、歴史的基礎、社会で果たす役割、文化的意義を説明しようと試みてきた社会理論家や歴史家の研究を順に検討。

著者 デービッド ガーランド
向井 智哉
藤野 京子 監訳
ジャンル 人文
出版年月日 2016/11/10
ISBN 9784877986520
判型・ページ数 A5・392ページ
定価 本体4,800円+税
在庫 在庫あり

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本書は、David Garland著のPunishment and modern society (1990) の翻訳書である。処罰を社会学的に検討し、デュルケム、ルッシェとキルヒハイマー、パシュカーニスなど、処罰の歴史的基礎、社会で果たす役割、文化的意義を説明しようと試みてきた社会理論家や歴史家の研究を順に検討。現代社会における処罰の形態、役割、意味について包括的説明を試みた先駆的な著作と位置づけられる。処罰が、理性的な法律運用に基づく犯罪統制の技術であるにとどまらず、権力、社会―経済構造、文化の感受性と相互作用し、その結果、複雑な社会制度になっているとの持論を展開。社会と歴史の理論への洞察が、現代社会の処罰、さらにはもっと広く一般の現代社会の特徴に影響を及ぼすこと、そして、それを統合することが、この複雑な社会制度を理解することにつながり、刑罰政策分野でもより現実的で適切なものへと発展し、政策決定者に寄与すると力説する。

1.処罰の社会学と今日の処罰
2.処罰と社会的連帯:エミール・デュルケムの著作
3.処罰と権威の構築:デュルケム的テーマの再考
4.処罰の政治経済:ルッシェとキルヒハイマーとマルクス主義的伝統
5.イデオロギーと階級統制としての処罰:マルクス主義的テーマの変種
6.処罰と権力技術:ミシェル・フーコーの著作
7.権力パースペクティヴを越えて:処罰に関するフーコー批判
8.処罰の合理化:ウェーバー的テーマと近代刑罰
9.処罰と文化:文化形態と刑罰実務
10.処罰と感受性:「文明化された」制裁の系譜学
11.文化的主体としての処罰:文化形成における処罰の役割
12.社会制度としての処罰

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