[特集1]「経験則」に気をつけろ!!
[特集2]訴訟能力と手続打切り――最判平28・12・19の検討
季刊 刑事弁護90号
◇本特集の趣旨●趙 誠峰
◇座談会 「経験則」の使われ方と問題点●高野 隆/中川孝博/水野智幸/久保有希子
◇経験則の機能●中川孝博
◇「経験則」が事実認定にもたらす諸問題●門野 博
◇経験則と裁判員裁判●高見秀一
◇事例報告1 覚せい剤自己使用事件における誤った「経験則」●趙 誠峰
◇事例報告2 覚せい剤密輸事件における「違法薬物の認識」と経験則●中井淳一
◇事例報告3 「やくざの親分」の共謀●前田裕司
[特集2]訴訟能力と手続打切り――最判平28・12・19の検討
◇岡崎事件最高裁判決を読む――その射程とインパクト●指宿 信
◇弁護活動報告(控訴審・上告審) ●櫻井義也/伊神喜弘
◇被告人の訴訟能力の回復見込みがない場合の手続打切り●緑 大輔
◇治療開始と公訴棄却判断の遅さ●中島 直
◇最高裁判決を受けて弁護人は何をすべきか●佐藤隆太
この弁護士に聞く●前田裕司 インタビュアー:出口聡一郎
◇公判前整理手続における争点整理のあり方について●河津博史
◇公判前整理手続における弁護人の予定主張――実践編●高山 巌
◇大崎事件第3次再審請求審の総括●鴨志田祐美
◇大崎事件における証拠開示の攻防●泉 武臣
◇共謀罪法案の提出に反対する刑事法研究者の声明
◇処遇法実務とネルソン・マンデラ・ルールズ●田鎖麻衣子
◇評議に声は届いているか?――模擬裁判員裁判の公判と評議の心理学的分析●若林宏輔
◇精神鑑定・情状鑑定・犯罪心理鑑定(上)――重罪事件の弁護のために●北潟谷 仁
◇可視化の現段階と必要な弁護活動●五十嵐二葉
[刑事弁護レポート]
◇複数の違法行為に基づく尿の鑑定書の証拠能力が否定され無罪となった事例●藤田祐介
◇弁護人側の積極的な立証により被害者供述の信用性を否定し無罪となった事例●原田隆之介
◇絶体絶命の状態から証人の偽証を暴き獲得した無罪判決●趙 誠峰
[連載]
◇アメリカの科学的証拠最前線(1) 科学的証拠の検証●笹倉香奈
◇刑事弁護人として独立しました(2) 前ルミたん時代その1――ロースクール・修習生●中原潤一
◇DNA鑑定はどこまで正当か(13・最終回) 証拠としてのDNA鑑定はいかにあるべきか●本田克也
◇裁判員裁判事例研究シリーズ――スタッフ弁護士の実践から(17) 親族間の事件における動機を法廷にどう提示するか●法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室
◇桜丘だより(59) 初めての覚せい剤使用●櫻井光政
◇法律家のための犯罪学入門(30) 懲役刑の廃止と自由刑の一本化の課題●浜井浩一
◇行政文書を刑事弁護に活用する(3) 警察の行政文書を活用する(捜査編) ●山本了宣
[コラム]
◇新人弁護士日記 関係者の心模様●西田陽子
◇シネマガイド ノーカントリー●加藤英一郎
◇弁護士過疎地でガンバル 倉吉刑事弁護奮闘記●松本邦剛
[文献紹介]
◇実務に役立つ論文紹介●南川 学
[お知らせ等]
◇モニター募集のお知らせ
◇第15回季刊刑事弁護新人賞募集のお知らせ
◇小森榮先生のご逝去を悼む
◇季刊刑事弁護投稿規定
◇第7回刑事法学フォーラムのご案内
◇Fujisan.co.jpでのおとくな定期購読のお知らせ
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