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2024.03.17
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2022.01.25
季刊 刑事弁護109号
[特集1]量刑グラフに向き合う
[特集2]刑事収容施設の医療体制を問い直す
◇【最優秀賞】依頼者を信じ、動き、考え、勝ち取った涙の逆転無罪判決●下村悠介
◇【優秀賞】被疑者は病気なのか、そうでないのか―精神病状が寛解した事例の難しさ●志塚 永
◇【優秀賞】最低限の職責を果たすことができた事件●田中晴登
[特集1]量刑グラフに向き合う
◇本特集の趣旨●赤木竜太郎
◇「量刑グラフ」の基礎知識●赤木竜太郎
◇量刑弁護のケースセオリーと「量刑グラフ」●岡 慎一
◇量刑判断におけるアンカリング効果●錦村英一郎
◇統計学から量刑グラフを考える●高橋 信
◇事例報告(1) 検察官が量刑傾向の上限を超える求刑を行った事例●髙野 傑
◇事例報告(2) 心神耗弱を争わず、情状弁護を尽くして執行猶予を獲得した事例●神林美樹
◇事例報告(3) 相被告人の弁護団との協働が裁判員の量刑判断に奏功した事例●市川拓郎
◇【座談会】量刑グラフの最前線●金杉美和/平出喜一/松本 朗/赤木竜太郎
[特集2]刑事収容施設の医療体制を問い直す
◇本特集の趣旨●津金貴康
◇事例報告(1) 受刑前と同じ薬の処方が認められた事例●遠あゆ子
◇事例報告(2) 勾留執行停止により失明を防ぐ手術を受けた事例●水谷恭史
◇事例報告(3) 摂食障害で生命の危機にあった受刑者を精神科の専門医との協力により回復させた事例●海渡雄一
◇事例報告(4) 刑事施設における診療録を開示対象とした事例●木本茂樹
◇最判2021(令3)・6・15の意義と今後の課題●三島 聡
◇高松刑務所における熱中症対策と視察委員会●田中 拓
◇刑事施設視察委員会と刑事施設医療の改善●土井政和
◇刑務所医療改革―欧州での取組みから見た日本の課題●松田亮三
◇刑事施設において求められる医療水準●赤池一将
◇この弁護士に聞く(39) 村岡啓一●インタビュアー:和田恵
[刑事弁護レポート]
◇高次脳機能障害の影響による心神喪失を認定し一部無罪を言い渡した事例●水谷恭史
[連載]
◇刑弁人情酒場(6) 忘れられない顔 川上博之
◇裁判員裁判事例研究シリーズ——スタッフ弁護士の実践から(29) 弁論における配付ペーパー●法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室
◇日々の刑事弁護の実践例から理論を考える(12) 日本国外に所在するサーバへのリモートアクセスによる電磁的記録の取得●水谷恭史/関口和徳
◇最新刑事判例を読む(13) 勾留請求却下事案●有澤和毅/小浦美保
◇法律実務化のための心理学入門(18) 供述の信用性評価とは何か?●若林宏輔
◇法律家のための犯罪学入門(47) 還暦を迎えた犯罪白書の60年—「はしがき」に表れた日本の治安●浜井浩一
◇科学的な裁判のための法医学ガイダンス(11) 「山下事件」にみる法医学の欠陥とは●本田克也
◇桜丘だより(77) 寄り添うことの難しさ●櫻井光政
[コラム]
◇新人弁護士日記 新人弁護士と少年の意志●稗田崇宏
◇話題の一冊 冤罪の動きを知る●編集部
◇実務に役立つ論文紹介●南川 学
◇ブック・レビュー 安部祥太著『被疑者取調べの憲法的規制』●川崎拓也
◇ブック・レビュー 吉開多一ほか著『基本刑事訴訟法Ⅰ 手続理解編』『基本刑事訴訟法Ⅱ 論点理解編』●高平奇恵
◇ブック・レビュー 片山徒有ほか編著『18・19歳非行少年は、厳罰化で立ち直れるか』●石野百合子
◇ブック・レビュー 服部朗著『少年法、融合分野としての』●松田和哲